今回は、漫画「カグラバチ」に登場する「妖術師」についてまとめていきます!
※この記事は単行本最新刊より先の内容が含まれています。ネタバレにご注意ください。
アニメ化前の人気爆発前に、是非読んでみてください!
【全巻】 カグラバチ 1-5巻セット (ジャンプコミックス) 外薗 健 2,816円(税込)送料無料 発行形態: 紙書籍「妖術」と「妖術師」について
まず、「妖術」と、「妖術師」とは何なのかをまとめていきます。
妖術とは
妖術とは、全ての人間に備わっている“玄力”にて構築された、人間離れした特殊能力になります。
妖術の一例としては、植物を急速に生やしたり、瞬間移動したりすることが可能です。
妖術として使える能力は、その人間の肉体に宿った固有のもので、どのような妖術を使えるかは、あらかじめ決まっています。
玄力とは…誰しもが持つ生命エネルギー
妖術師とは
妖術師とは、妖術を自分の意思で自由に使える人間のことです。
妖術師になるには以下の段階が必要になります。
- 訓練で玄力を呼び覚まし、玄力を体に巡らせる
- 玄力を体に巡らせると、人間離れした動きや、耐久力得られる
- 玄力を妖術として初めて出力する
- 自分の能力について、感覚的に理解を深め、紐解き、慣れていく
- 意識的に玄力を乗せ、自由に出力する
妖術師一覧
作中に登場した“妖術師”を以下にまとめていきます。
※作中に登場した順に大まかに記載しています。
※名前が明らかになっていないキャラも含めています。
※妖術の詳細が明らかになっていないキャラも含めています。能力の説明がない場合には、戦闘の描写から推測しております。
柴 登吾(しば とうご)
主人公チヒロの父:国重と古い友人であり、国重の死後、チヒロと共に行動しています。
妖術として、「瞬間移動」する能力を使用しています。
自身だけでなく、触れた相手も自身と一緒に移動させることができるため、敵地への潜入や戦闘にも使用できる応用能力が高い妖術です。また、移動先については、目視範囲の短距離だけでなく、離れた場所にも移動することが可能です。
「柴登吾」については、以下の別の記事にまとめていますので、合わせてご覧ください。
右目に傷がある男(毘灼)
髪型が三つ編みで、右目に傷がある毘灼のメンバー。
妖術としては「植物を生やす」能力と、体を燃やすように瞬間移動する能力を使用していますが、詳細は明らかになっていません。
第1話にて、ヤクザの爻龍組の後ろ盾として、上納金を回収する姿が描かれています。
「毘灼」については、以下の別の記事にまとめていますので、合わせてご覧ください。
円 法炸(まどか のりさく)
通称「ダルマ」と呼ばれており、武器商人“双城厳一”から雇われた妖術師の1人。
妖術は、「爆発するダルマを生み出す」能力で、複数のダルマを生成したり、複数のダルマを組み合わせた「一人一殺」という技も使用しています。
チヒロとの戦闘で敗れ、柴の助言を受け、妖術師を辞める改心をするが、双城に襲われ、爆発の妖術を自分で受け、おそらく死亡したと思われます。
顔に斑点のある男
双城厳一からの報酬目当てでチヒロ達を襲った妖術師の1人。
妖術は、「土を自由自在に操る」能力で、人型にした土の人形を自由自在に操ることもできます。
斉廷戦争の経験者で、戦場にて妖刀の本領を目撃しています。
チヒロとの戦闘にて、首を切られ、死亡しています。
前髪結んだ男
双城厳一からの報酬目当てでチヒロ達を襲った妖術師の1人。
妖術は、「精神感応」という能力で、脳の信号を受信して人探しができたり、触れられるほど近い距離に近づくと、その人間のトラウマを呼び起こすこともできます。
鏡凪一族の特異体質について理解しています。
チヒロとの戦闘にて、首を切られ、死亡しています。
薊(あざみ)
妖術師集団「神奈備」に所属しており。チヒロの父の国重と柴の古い友人。
チヒロの持つ7本目の妖刀の存在を知る、数少ない神奈備側の人間。
妖術は明らかになっていませんが、神奈備に所属していること、および、他の妖術師を体術のみで撃退しており、それを目撃したチヒロから、「妖術すら使わずに…」とコメントされていることから、妖術を使用出来ることは間違いないと思われます。
私服で活動していることから、階級が“大佐”以上であることが判明しています。
「神奈備」については、以下の別の記事にまとめていますので、合わせてご覧ください。
モヒカンの男
双城厳一からの報酬目当てでチヒロ達を襲った妖術師の1人。
妖術は、「両手が変形する」能力だと思われます。
前述の“薊”に、体術で一撃で倒されています。
額に印のある男
双城厳一からの報酬目当てでチヒロ達を襲った妖術師の1人。
妖術は、「念仏を唱え、遠隔攻撃する」能力だと思われます。
前述の“薊”に、体術で一撃で倒されています。
仮面の男
双城厳一からの報酬目当てでチヒロ達を襲った妖術師の1人。
前述の“薊”の強さを目の当たりにし、戦闘することなく逃げているため、妖術は明らかになっていません。
ただし、逃げる際に、その場から煙のよ消えており、妖術を使用している可能性も考えられます。
前髪を結んだ男の弟
前述の前髪を結んだ男の弟。
妖術は、兄同様に「精神感応」の能力で、双城にトラウマを呼び覚ます技を使用しています。
兄の復讐のため、双城にチヒロの情報を伝えるも、その場で双城に殺されています。
萩原 幾兎(はぎわら いくと)
妖術師集団「神奈備」に所属しており、対刳雲特選部隊の隊長。
妖術は、「磁戒(じかい)」と呼ばれ、直接か遠隔で対象物に力を加える能力を使用しています。
地面に衝撃を加えたり、投げたナイフに遠隔で力を加えたりという使い方がされています。
対双城戦に敗れ、両足を失い、意識が戻らない状態となっています。
真智 カザネ(まち かざね)
妖術師集団「神奈備」に所属しており、対刳雲特選部隊の1人。
妖術は、「怪魑(かいち)」と呼ばれていますが、能力は判明していません。
対双城戦の「奥の手」と言われており、神奈備内でも対双城戦で「怪魑を失わずに済んだ」と言われていることから、重要な能力であると推測されます。
対双城戦に敗れ、右肩以下を欠損しています。
具柄 一(くがら はじめ)
妖術師集団「神奈備」に所属しており、対刳雲特選部隊の1人。
妖術は、「体を硬化する」能力で、萩原との連携技も使っています。
対双城戦に敗れ殉職しています。
対刳雲特選部隊の部隊員1
妖術師集団「神奈備」に所属しており、対刳雲特選部隊の1人。
女性のような見た目で、名前は「張間 梓弓」「卯月 清彦」「笠原誠」の内のどれかに該当しますが、明らかになっていません。
妖術は、「岩垂」と呼ばれ、地面を自由自在に動かすことが出来る能力だと思われます。
対双城戦に敗れ殉職しています。
対刳雲特選部隊の部隊員2
妖術師集団「神奈備」に所属しており、対刳雲特選部隊の1人。
顔に線が入った見た目で、名前は「張間 梓弓」「卯月 清彦」「笠原誠」の内のどれかに該当しますが、明らかになっていません。
妖術は、両手を巨大化出来る能力だと思われます。
対双城戦に敗れ殉職しています。
対刳雲特選部隊の部隊員3
妖術師集団「神奈備」に所属しており、対刳雲特選部隊の1人。
ガスマスクをしているような見た目で、名前は「張間 梓弓」「卯月 清彦」「笠原誠」の内のどれかに該当しますが、明らかになっていません。
妖術は、「如縛」と呼ばれ、対象物を拘束する能力だと思われます。
対双城戦に敗れ殉職しています。
縞模様の服の男
双城から雇われた妖術師の1人。
妖術は、植物のような小さな種から体を出現させる能力だと思われます。
鏡凪シャルの救出時にチヒロによって殺されています。
兜を被った男
双城から雇われた妖術師の1人。
妖術は、手から衝撃波を生み出せる能力だと思われます。
鏡凪シャルの救出時にチヒロによって殺されています。
双子のような男2人
双城から雇われた妖術師の1人。
妖術は、「鬼装」と呼ばれ、発動すると顔が鬼のような見た目になることは明らかになっていますが、能力自体は描写されていません。
鏡凪シャルの救出時に、チヒロによって2人同時に殺されています。
漣 伯理(さざなみ はくり)
闇の競売「楽座市」を取り締まる漣家の1人。
とあるきっかけで、人身売買等を行う楽座市が普通ではない祭典であることに気がつき、楽座市を終わらせるため、競売の邪魔をし、漣家を追放されています。
漣家は妖術師のエリート家系でありますが、その中で妖術の才能皆無、前代未聞の弱さを自称していましたが、作中の時間経過と共に、後に漣家の中でも妖術の天才であったことが明らかになります。
妖術は、「蔵」と「威葬」という2つの能力を使用しています。
※通常、妖術は1人1つしか使用できないにも関わらず、2つ使用できるというごく稀な才能を持っています。
「蔵」は亜空間に対象物を出し入れできる能力で、「威葬」は衝撃波を生み出す能力になります。
現在は、チヒロと協力し、妖刀の回収のために行動しています。
「漣家」については、以下の別の記事にまとめていますので、合わせてご覧ください。
美原 多福(みはら たふく)
妖術師集団「神奈備」に所属しており、餓者の炎骨の懐柔主“香刈 緋雪”と共に行動しています。
妖術は、その空間に存在する決められた人間のみ、別の空間に移動する能力になります。
その空間で何かしらの勝負がつかなければ、隔絶空間から脱出することができず、誰かが気絶すると勝負がついたと判断されます。
漣 京羅(さざなみ きょうら)
漣家の11代目当主で、前述の漣伯理の父。
妖術は、前述の「蔵」の能力を使用しています。
「蔵」の妖術の応用として、蔵に保管されている物を映像として映し出したり、蔵の中を自由自在に操ることも可能です。
「蔵」の妖術は、漣家の初代当主が生み出し、連綿と当主に継承されており、京羅も継承した1人です。
楽座市では、当主が主席競売人となり、京羅が楽座市を取り締まっています。
楽座市編にて、チヒロに切られ致命傷を負い、妖刀「真打(勾罪)」の力を抑え込む形で死亡しました。
漣 宗也(さざなみ そうや)
漣家当主親衛隊の“濤”の1人。京羅の息子で、伯理の5歳年上の兄。
妖術は、前述の「威葬」を使用しています。
漣家は通常、一族相伝で「威葬」を使用できます殴る蹴るを愛情表現だと思っており、弟の伯理を、「漣家というエリート集団の中で才能が無い」という理由から溺愛しています。
京羅からは次期当主として任命されており、伯理からは、京羅より頭が切れると説明されています。
楽座市中に、妖術覚醒した伯理との戦闘で敗れています。
漣 天理(さざなみ てんり)
漣家当主親衛隊の“濤”の1人。京羅の息子で、伯理の1歳年下の弟。
妖術は、前述の「威葬」を使用しています。
史上最年少で濤になった逸材で、才能が無いと思われていた伯理を“無能の腰抜け”と呼んでいます。
楽座市中に前述と柴との戦闘に敗れ、命を犠牲にする特殊な武器を使用し、死亡しています。
濤のメンバー1
漣家当主親衛隊の“濤”の1人。
三つ編みのような髪型をしており、名前は明らかになっていません。
妖術は、前述の「威葬」を使用しています。
楽座市中に前述の柴に敗れています。
濤のメンバー2
漣家当主親衛隊の“濤”の1人。
女性のような見た目で、名前は明らかになっていません。
妖術は、前述の「威葬」を使用しています。
楽座市中に前述の柴に敗れています。
毘灼:統領 幽(ゆら)
チヒロの父:国重を殺害した首謀者。
毘灼の統領を名乗っており、名前は「幽(ゆら)」であることがわかっています。
戦闘において妖術を使用していません。
前述の「右目に傷がある男」同様に、植物を生やす能力を使用していますが、詳細は明らかになっていません。
楽座市中に、チヒロの前に現れ、妖刀“真打”を使用するために、漣家へ協力している旨を明らかにしています。
チヒロとの戦いで、右手を欠損していますが、決着は付かずに戦闘が終了しています。その後の登場シーンでは、右手が治っています。
漣家初代当主
漣家の初代当主。200年前に「蔵」を発現し、漣家を商人として勢いづけた存在。
妖術は、「蔵」と「威葬」の2種類の能力が使え、妖術界全体でも他に例を見ない異端児であることが、京羅から説明されています。
また、亜空間を生み出す「蔵」の妖術自体も珍しく、血によって受け継がれなかったため、歴代当主が儀式によって継承しています。
神奈備上層部:白髪の男
神奈備上層部の1人。六平国重擁護派を嫌うような発言が多く、千鉱のことも信用していないと思われます。
妖術の詳細は明らかになっていませんが、手から数珠のようなものを出す描写が描かれています。
慚箱:国獄の守護者
妖刀契約者の漆羽洋児を守る慚箱:国獄の守護者の妖術師達。
全員の妖術は明らかになっていませんが、「鎖のようなものを操る妖術」と「手から煙を出し攻撃する妖術」を使っている妖術師が含まれています。
毘灼の昼彦との戦闘により、殉職しています。
毘灼:昼彦(ひるひこ)
毘灼構成員の1人で、年齢は千鉱と同じ18歳。
毘灼統領の幽からは、戦闘向きではない妖術を昇華させるほどの戦闘の才があると評価されている。
妖術は、「紙を自由に操る能力」で、紙の強度を高めたり、遠隔で操り、紙越しに状況を確認することができます。
妖刀契約者の漆羽が命を落としたため、妖刀:酌揺の新しい契約者となり、妖術は使用不能となりました。
毘灼:短髪の男
毘灼構成員の1人。
前述の昼彦と一緒に行動している姿が描かれている。
昼彦の切断された腕を治している描写が描かれているため、妖術はおそらく、回復系の能力と思われます。
巻墨
数百年続く忍びの一族。
斉廷戦争以降、神奈備を主として支え続け、妖刀契約者の座村清市の親衛隊を務めていました。
座村の裏切り後は、千鉱を主とし、共に行動している。
妖術は、移動陣による瞬間移動や、回復術を使用することができます。
また、忍びとして、匂いや音、殺気を消すことが可能です。
まとめ
今回は、「カグラバチ」の妖術師についてまとめてみました!
また、新しい妖術師が登場した際には、情報を更新していきます。
それでは、また!
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