今回は、漫画『カグラバチ』の作中に出てくる「妖刀」について、お届けしていきます!
※この記事は単行本最新刊より先の内容が含まれています。ネタバレにご注意ください。
妖刀とは
「妖刀」とは、以下の特徴がある「特別な刀」です。
- 使用者が込めた玄力を増幅させる
- 玄力が人体では生成できない程に超高密度に練り上げる
- 剥き出しになった玄力が形を成す
玄力とは…生命エネルギーのこと
妖刀の原料
「妖刀」は「雫天石(だてんせき)」を原料として、特殊な加工法によって作刀されています。
雫天石とは…
世に250kg程度しか見つかっていない特殊鉱石。
玄力を込めると、超高密度に変化し、込めた者の体内にまで流れ込み、死に至る。
妖刀の作成者
「妖刀」を作成できるのは、ただ1人、刀匠「六平国重」のみです。
そして、六原国重が殺された今、妖刀を作成出来る人間はいないと思われます。
妖刀の特徴
妖刀の特徴を以下の通り、まとめてみました。
特徴① 圧倒的な強さ
なんと言っても、圧倒的な強さが特徴。
たった6本の妖刀によって、斉廷戦争が終結したと言われています。
斉廷戦争とは…
15年前に終結。
この戦争で妖術師が活躍したことで、それまで表社会に関与しなかった妖術師が白日の下でも活動するようキッカケになった戦争。
特徴② 命滅契約
妖刀は誰でも扱えるわけではなく、妖刀1本につき、1人しか使用できない制限があります。
他の人間が妖刀を使用できるのは、その妖刀の契約者が死んだ場合のみです。
妖刀の種類
妖刀は何本存在し、どのような能力があるのかまとめてみました。
妖刀一覧
妖刀は全部で7本存在していることが判明しています。
妖刀の名前が判明しているのは、7本中、以下の5本です。
- 妖刀「淵天(えんてん)」
- 妖刀「刳雲(くれぐも)」
- 妖刀「勾罪(まがつみ)」※真打とも呼ばれている
- 妖刀「酌揺(くめゆり)」
- 妖刀「飛宗(とびむね)」
では、既出の妖刀の使用者を以下にまとめました。
妖刀「淵天」の使用者
主人公の「六平千鉱」が淵天の使用者となります。
千鉱の前使用者は判明していません。
妖刀「刳雲」の使用者
日本中を股にかける武器商人「双城源一」が刳雲の使用者でした。
しかし、双城は千鉱に敗れ、命を落とし、刳雲を回収した千鉱が新たな使用者になっています。
そして、双城との戦いの際に刳雲が折れてしまったため、残った妖刀の力を千鉱が使っていましたが、最後は力を使い果たし、粉々になってしまっています。現状は、使用不可となったと思われます。
双城の前使用者の名前は「巳坂(みさか)」ということは判明しています。
妖刀「勾罪」の使用者
勾罪(真打)の使用者名は判明していません。
現使用者は「剣聖」という肩書きがあり、斉廷戦争で真打を使用している人物であることは判明しており、神奈備が保護しています。
楽座市編では、競売にかけられた「真打」でしたが、漣家と神奈備とチヒロ達の戦闘の末、神奈備の手に「真打」が渡っています。
妖刀「酌揺」の使用者
酌揺の使用者は「漆羽洋児」でしたが、後述の「座村清市」の裏切りに合い、命を落としました。
漆羽の死後、毘灼の「昼彦」が酌揺を抜刀し、新たな使用者となっています。
妖刀「飛宗」の使用者
飛宗の現使用者は「座村清市」になります。
上記の漆羽と同様に、神奈備に保護されています。
居合白禊流の師範代であり、両目が見えないにも関わらず、妖術士相手にも剣術で相手ができるほどの強さを誇ります。
現在は、飛宗を所持し、毘灼と結んだ「妖刀契約者を全員殺す」という協定を履行するために行動しています。
他の2本の妖刀と使用者は?
上記の「酌揺」と名前が判明していない他2本の妖刀は、「毘灼」が六平国重から奪い、所持しています。
しかし、それらの妖刀の使用者は神奈備が匿っているため、命滅契約の制限から、毘灼は妖刀を所持しているにも関わらず、使用することができません。
妖刀の能力
妖刀は、それぞれに違った能力が備わっていますので、それをまとめました。
妖刀「淵天」の能力
淵天は、溢れ出た玄力が金魚の形を成し、3つの能力を使えることが判明しています。
- 涅(くろ)…斬撃を飛ばす
- 猩(あか)…吸収と放出
- 錦(にしき)…高密度の玄力を纏い、スピードとパワーを増加する。
さらに「涅」の応用技として、「涅千(くろちぎり)」を千鉱が鏡凪シャル救出時に使用しています。
「涅千」とは、コンパクトな振りで素早く出力可能な小さい斬撃を集合させる技になります。
妖刀「刳雲」の能力
刳雲は、溢れ出た玄力が龍のような形を成し、3つの能力を使えることが判明しています。
- 鳴(めい)…雷
- 結(ゆい)…氷結
- 降(こう)…水
名前に雲が入っているように、天候に関する能力のようです。
妖刀「勾罪」の能力
勾罪は、詳細な能力が判明していません。
楽座市編では、「勾罪の保管された箱に神奈備による封印が施されていること」、「命滅契約では制限できない力があること」が判明しています。
また、その封印術は、毘灼により3年の年月をかけ、解かれてしまっています。
そして、楽座市編にて漣家当主の漣京羅が勾罪を握ったところ、鞘から抜かずしても、勾罪の能力の一端として、以下3つの能力が使用されています。
(詳細な能力の説明はされていないため、推測も含みます)
- 蛛(くも)…その場から動けなくする攻撃
- 蜻(とんぼ)…触れてはいけない範囲攻撃
- 蜈(むかで)…周辺一帯に斬撃を飛ばす攻撃
また、作刀した六平国重は、真打を以下のように明言しています。
- 強力なだけではなく、「異質」
- 真打だけはもう誰にも使わせてはいけない
妖刀「酌揺」の能力
酌揺は、詳細な能力が判明していません。
溢れでた玄力が花魁のような形状となることが分かっています。
妖刀「飛宗」の能力
飛宗は、以下2つの能力が判明しています。
- 鴉(からす)…高速移動と広範囲の攻撃能力
- 梟(ふくろう)…広範囲の索敵能力
どちらも鳥に関する能力であることがわかっています。
アニメ化にて人気爆発前の今、是非読んでみてください!
まとめ
今回は、「妖刀」に関する情報をまとめてみました。
これから、徐々に妖刀の情報が開示されてくるのが楽しみですね!
それでは、また!
コメント
コメント一覧 (2件)
[…] 漫画『カグラバチ』妖刀の種類、能力、使用キャラをまとめて解説! | mimi… […]
[…] 漫画『カグラバチ』妖刀の種類、能力、使用キャラをまとめて解説! | mimi… […]